はかるくん(近鉄)(2010-11)



関西私鉄の近鉄が導入した電気検測車です。
電気検測車とは、鉄道の電気に関する検査(電車線・ATS・通信関係など)を行う列車の事です。
通常は営業列車終了後の夜間に行いますが、一部の事業者で昼間に走行できる電気検測車を導入しています。
(有名なのは新幹線のドクターイエローです)
近鉄では関西初として、2006年に導入されました。

この車両は新造されたものではなく、1968年に登場した2410系の車両を改造したものです。
改造に伴いかなり手が加えられており、貫通扉や一部の窓が無くなっています。
最高速度は110km/hで営業列車の運行中でも走行することができます。
一部の路線を除き近鉄全線を走行していますので、どこかで見る事が出来るかもしれません。
また、毎年開催されている鉄道まつりでも展示されていますので興味がある方は行かれてみてはどうでしょうか。




奈良県内の駅で撮影しました。






マスコット?です。



センサー付きのパンタです。









向こうに居るのが普通の列車です。


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